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★新世界の絆 レポート
9月17日(月・祝)、全国各地にて種族限定非公認大会「新世界の絆」が開催されました。
今回、このレポートでは、勝ちにこだわるデッキから種族愛に溢れたデッキまで参加した「新世界の絆」の結果を分析したいと思います。
まず、報告があがっている範囲で優勝した種族の割合は以下のようになります。
シルフ |
ワルキューレ |
キメラ |
パラディン |
ハーピー |
0 |
5.41 |
0 |
2.7 |
8.11 |
エルフ |
トロール |
ゴルゴン |
スケルトン |
ケルピー |
5.41 |
5.41 |
13.51 |
10.81 |
0 |
コロボックル |
サラマンダー |
ドール |
サキュバス |
バードマン |
5.41 |
5.41 |
10.81 |
5.41 |
0 |
セイレーン |
ゴーレム |
ライオン |
シードマン |
フェアリー |
0 |
13.51 |
0 |
0 |
8.11 |
最多は「ゴルゴン」と「ゴーレム」になり、「ドール」、「スケルトン」がそれを追う形になりますが、何と言っても注目は「ゴーレム」でしょう。幽霊屋敷セットとの相性が抜群だと予想された「ゴルゴン」が多数優勝しているのは、想定の範囲内とも言えますが、「ゴーレム」がここまで優勝するなど、誰が予想したでしょうか。
確かに、「ゴーレム」は白単の「天使たちが踊る針」や「機械竜グラシア」中心のいわゆる「針グラシア」に組み込みやすいというのはあります。種族愛はないけれど元のデッキが強いから何とかなるだろうという思考の元で多く作られたデッキなのかもしれません。
しかし、そうだとすると、支援能力のある「ワルキューレ」よりも、低〜中コストユニットに強力なユニットを多数擁する「パラディン」よりも、同じく2コストの呼声がある「ライオン」よりも、「ゴーレム」が多かったことに理由が付けられません。
想像でしか語れませんが、「ゴーレム」が選ばれた理由には、「支援能力よりも、ギムレット閣下でしょう」とか、「パラディンよりもゴーレムの曲線美だよな」などの熱いこだわりがあったに違いません。
また、「幽霊屋敷デッキ」+「ゴルゴン」や「針グラシアデッキ」+「ゴーレム」などの既存のデッキタイプに種族を織り交ぜたデッキが活躍する一方で、まったく新しい「種族デッキ」として活躍をみせた種族も多数ありました。
赤黒ウィニーで、最後はいきなり「弾幕を張るロザンナ」が出てくる「ドールデッキ」や、ハンデスしつつ味方を強化させる「スケルトンデッキ」などがその代表例とも言えますが、他にも、「ハーピーデッキ」や「フェアリーデッキ」も活躍しました。
1日きりの一発勝負で開催された非公認大会「新世界の絆」。いかがでしたでしょうか。
いつも公式予選などでどうしても勝つことを重視することが多い中、たまにはこのような普段使わないカードで相手を驚かしたり、自分なりのこだわりのデッキを使ったりして、対戦自体を楽しむというのもいいものだったのではないでしょうか。
また、今回大変ご好評いただいたこともあり、現在、第2回非公認大会も企画中です。
サードセンチュリーで登場する新しい能力を使ったものにするのか、はたまたもう1度種族限定大会にするのか。それとも、それ以外のレギュレーションになるのか。
開催時期、レギュレーション含め詳細は未定ではありますが、近い将来再び非公認大会を開催する方向で現在検討中です。
サードセンチュリーを研究し、どんなデッキでも組む自信を養いつつ、今しばらくお待ち下さい。
文責:D-0中の人 村瀬
かくして幕を閉じた種族デッキ限定構築戦非公認大会「新世界の絆」
見事に各地で現われた種族使いの歓喜の悲鳴は針も屋敷もない、そこにあるただ一つの種族という名の「絆」を確かめあう美しくも儚い宝石箱のような物語となった。
かくもディメンション・ゼロの楽しみは深いものなのだということを、改めて認識しつつ、一旦この大会に幕を下ろそうと思う。
「ハーピーになりたい」
その人類最古の夢を追い求めるところから始まった種族たちの宴を胸に、私はやっぱりセイレーンの元に返ろうかと思う。
fin.
文責:メルマガの中の人
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