種族限定大会用 サラマンダー隊列召喚一撃必殺デッキ 「サラマンダー・ストライク」 
筆者:池っち店長
池っち店長「中村さん、白の大陸のトロール達は、どうしてイケメンになったんですか?!」
中村氏 「マザーの趣味と思われ。」
池っち店長「・・・・・。」

「方法」や「意味」ではなく、いきなり根本的な所で答えて下さった中村さんでした。

何しろディメンション・ゼロファーストセンチュリー製作時、ユニットのレアカード枠に2枚も“トロール”をぶち込もうとした中村氏。

どうも以前から氏には、ディメンション・ゼロというゲームの“裏の主役”をトロールにしようとしている節がございます。(数々の事例については、僕の“池っち店長ブログ”にてコラム記載。)

その証拠に今回、

「中村さーん。種族デッキのレシピちょーだい。」

と言って送られてきたのが今回ご紹介する“トロールデッキ”。

奥様とD-0をプレイする時に自分で使っているデッキとのことですが・・・・

流石はゲームデザイナー本人。面白い“技”がいくつも、大胆なバランスで仕込まれています。

いやいや、良く考えたら元々中村氏は稀代のデッキビルダーでした。
MTG時代の称号、“業師”は伊達ではありません。

このデッキ、「創造神の戯れ」と呼ぶにはあまりにも面白くて、強い!

メタゲーム上生き残るかどうか?など考えず、
「このデッキのキャパシティーをフルに引き出す!」
というプレイを心掛けてみると・・・色々なモノが見えてきます。かようにD-0とは、奥深いのだ、とか。

公式にもめったに出てこない、デザイナー本人の「マイ・デッキ」。

これを作って試してみれば、作っている中村さんが、D-0というゲームをどのように「プレイヤーとして」楽しんでいるか、その一端が見えてくるでしょう。

「作ってる人たち」がどのように楽しんでいるか?が見えてくると、今後次々に出てくる新システムも、きっとより深く楽しめる物になるでしょう!

ぜひこのデッキをお試しの上、シンクロ率を高めて頂きたいと思います。


トロールデッキ“イケメンビートダウン”

3 夜を照らす灯チュプ   

3 偵察戦鬼一眼蟲    

3 ボンガ・ブー    

3 ボボボボーン      

3 ゴル・ブゴール         

3 ニトロ・カタパルト    

1 全軍突撃         

3 真奇岩城 
     
3 白き勇者ジャンシャルル 

3 白き勇者ジャンジャック  

3 機械竜グラシア     

3 変形城砦リコッタ     

3 変形城砦タルト     

3 白き聖王の門      


「あれっ?!【ノヴァコマンド】入って無いの?!」

とか、

「変形ベースが9枚?!極端じゃね?!」

と思う人も居るかもしれませんが、全然コレでOKです!

簡単に言うとこのデッキ、トロールの

「相手のユニットを踏み潰す」

という戦術に、「これでもか!」というほど特化したデッキなのです。

【ボンガ・ブー】や【ボボボボーン】が本当に大活躍。

まずは中村氏による、各カードの解説を見て行きましょう。


(以下の解説は、中村氏の書かれた物です。)

「主役はもちろん白いハンサムなトロールたち。
ジャンジャックがいる状態で、一気に敵を踏み荒らして超絶スマッシュを夢見ます。」

○夜を照らす灯チュプ    
スピードアップ! 3ターン目ボボボボーンは偉い。白いトロールはサポートできないので注意。

○偵察戦鬼一眼蟲
同上。軽いのでたまに門やニトロで殴ることも。

○ボンガ・ブー         
主力アタッカー。変形ベースを喰いながらジャンジャックの応援を受けて大暴れします。

○白き勇者ジャンシャルル  
とにかく前に出て殴るので、みんなかなりでかくなります。

○ボボボボーン        
主力アタッカー2。ニトロや聖門で飛んでいって連続攻撃。ジャンジャックがいるとこれもすごいことに。

○ゴル・ブゴール        
変形ベースだけで7500。さらにジャンジャックがいれば8500。軽めで動ける安心のサイズ。

○白き勇者ジャンジャック  
キーカード。こいつを1体出せればいつでも夢が見られます。

○機械竜グラシア       
貴重な白い強いカード。いんちきな移動をする主力ユニットと相性良し。貴重なスマッシュ2でもある。

○変形城砦リコッタ     
ブーのごはん兼ニトロの土台。赤いトロールは強化できないので注意。

○変形城砦タルト      
ブーのごはん兼ニトロの土台。兼基礎体力アップ。ちょっとした防衛ラインにもなります。

○真奇岩城         
ブーのごはん兼ニトロの土台。本人もたまにニトロでとんでいく。

○ニトロ・カタパルト      
決め技その1。

○全軍突撃         
トロールのために生まれたようなカード。

○白き聖王の門       
決め技その2。サイズがでかくなるのが重要。ボボボボーンを飛ばしたい。


さて、色々見えてきました。一見、極端なデッキ構成に見えますが、そのおかげでぶれない、コンボの成功率の高い構成となっています。

「【聖王の門】、3枚積み!!」

などは、普通誰もやらないことですが、例えば

プランに【ボンガ・ブー】発見。

【聖王の門】で【ボンガ・ブー】中央エリアに降臨。

同ラインのベースを破棄して敵軍エリアのユニットに【ボンガ・ブー】突撃。パワー何と10000!!

という、
「いきなり敵軍エリアにパワー10000ユニットを放り込んで蹂躙」
という動きが、たったの5エネルギーで可能なのです!

むろん、そこから横移動して、さらなる獲物を破壊する事も可能でしょう。
“グラシアデッキ”と闘う際、

「呼声を踏み潰した後、横移動して【天使達が踊る針】の上の【グラシア】と相打ち」

なんてよくあります。

あまりにも一方的に相手ユニットを踏み潰せるチャンスが多いので、ドローを稼げるカードが1枚も入っていないにも関わらず、アドバンテージを得る事が多々あります。

ユニット化する軽量ベースも多いので、すなわち「プランの成功率」も高く、また、
「プランから出たカードの置き場所」
にも困りません。
(以前“暴走・機動要塞”のコラムにも書きましたが、変形ベースの最大のメリットは、「言うなればユニットの置き場所が六ヶ所に増える」事なのです。)


こういったデッキを使ってみると、D-0というゲームでは、

「様々なデッキに入るスターカードを使ったデッキ」

いわゆる“グッドスタッフ”だけでなく、

「テーマに沿ったデッキ」

もなかなかに強力である、という事がわかります。


そうした、「D-0の本当の面白さ」が体験できる“種族デッキ大会”!!

ぜひ皆さんも、周りの仲間達と一緒に体験してみてください!!



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