そして天使は許さない 編
サード・センチュリーを代表する能力「進撃」に新たなタイプが登場。
その新ユニットと旧カードを組み合わせた、赤白のコンボを紹介しよう。
■注目カード
【解説】
3ターン目にプレイした《ヴォルカニック・シューター》で4ターン目にワンプランののち進撃開始。相手はエネルギーを残しているが、《ヴォルカニック・シューター》は移動に対してカードをプレイできない「閃光」を併せ持っているので安心して進撃できる。相手が何かストラテジーを隠し持っていてもノープロブレムだ。プランをめくるのに使った《機械竜エスティタート》を進撃の追加コストとしてスマッシュゾーンに送り、相手のユニットの焼却完了。
さらに! 移動が解決したのでプランゾーンの《そして天使は地に落ちる》の共鳴が有効になり、今スマッシュに送ったばかりの《機械竜エスティタート》を自軍スクエアに配置することに成功。結果としてエネルギーは1枚減ったものの、4ターン目にして8コストユニット含む3体を展開し相手のユニットはゼロ、という状況が完成した。
【ポイント】
移動への対応が困難になる新能力「閃光」は言うまでもなく進撃との相性は抜群。今回の進撃ユニットは追加コストをエネルギー以外の形で支払うことが可能なため、これまでエネルギー不足に悩まされてきた進撃の使い勝手が上がることは間違いない。
今回紹介した《ヴォルカニック・シューター》は赤の暴走ユニットなどでもお馴染み「エネルギーをスマッシュに送る」のが追加コスト。一見するとデメリットだが、スマッシュにはリリース状態で置かれるためエネルギーの再利用になるし、動画のように《そして天使は地に落ちる》と併用することで強力なコンボになる。スマッシュを破壊し、かつそのカードがユニットであればコスト関係なしにスクエアに出せる強力カード《そし天》。「今まで《王者の証》とか暴走ユニットとかと組み合わせてみたけどイマイチうまくいかなったんだよなー」とお嘆きの《そし天》ファンの皆さんはぜひこのコンビを試してみてほしい。
《そし天》で持ってくるユニットはでかいユニットであれば何であろうと十分アドバンテージになるのだが、今回は《機械竜エスティタート》をチョイスしてみた。「そんなに嫌がらなくてもいいだろ! 少しは許してやれよ!」と思わずツッコミたくなってしまうことうけあいのこの「何もさせない」カード。《犬闘士フェンリル》《犬闘士テリア》などが一斉にアーマード・マキシマムしてしまったかのようなこのユニットが存在するだけで、手も足も出なくなってしまうデッキも多々あるだろう。この白の究極ともいえるカード、ぜひ使いこなしてほしい。
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