ディメンション・ゼロ ストーリー


ディメンション・ゼロストーリー ファースト・センチュリー ベーシックパック

●「慈愛の神殿」フレーバーテキストより
「マザー・パレスの慈愛届かぬ地の情報でございますか? もちろん格安で提供いたしますよ。」

情報商人オウル・カーン


イラスト/脳髄

ヒトと呼ばれる種族が滅びてから長い年月が過ぎた。5つある大陸の住人達は、互いに距離を置き、独自の文化を育ててきた。だが、その平和な時代は終焉を迎える。青の大陸の情報商人が、自らの利益のために大陸間戦争を引き起こそうと画策したからである。

 

●「ダイヤモンド・ソウル」フレーバーテキストより
「私たちは戦いに来たわけではありません! どうして話を聞いてくれないのですか?!」 

ピースキーパー・エンジェル


イラスト/添田 一平

カーンの情報に従い、白の大陸を支配するコンピューター“マザー”は、赤の大陸に伝道部隊を派遣する。だが、ピースキーパー・エンジェルを中心とした平和使節は、カーンの誤情報に踊らされた赤の大陸の軍勢に襲撃され、壊滅してしまう。

 

●「魔を払う者ホリプパ」フレーバーテキストより
「じゃあ、思い出すまで私たちの里にいればいいじゃない。友達になってよ!」 

魔を払う者ホリプパ


イラスト/山本ヤマト

ピースキーパーは記憶を失い、コロボックルの少年マキリとその友人達に救われていた。だが安息も束の間、天使を侵略者と信じるトロールやハーピーが、次々と彼女を襲撃する。マキリ達は、彼女の優しさと無実を信じ、体を張って彼女を守りきった。

 

●「メテオ・ブラスター」フレーバーテキストより
拡大する戦線を見て彼女は言った。「私は…、この戦争を止めに行きます。」

ピースキーパー・エンジェル


イラスト/七片 藍

伝道部隊壊滅の報告を受けたマザーは激怒し、本格的な侵攻部隊を派遣した。白の大陸と赤の大陸の戦争は、刻一刻と激しさを増し続ける。記憶を取り戻したピースキーパーは、戦争を止めることを決意し、マキリ達とともに、天使を憎むドラゴン族の説得に向かう。

 

●「瘴気の渓谷」フレーバーテキストより
「預言書によれば、この地の瘴気はさらに深まります。その前に新天地を攻め落とすべきかと。」

情報商人オウル・カーン


イラスト/前河 悠一

カーンの毒は黒の大陸にも及んでいた。黒の大陸の実力者である大公爵ラインハルトは、彼の情報を利用して、緑の大陸をその領土に加えることを決意する。

 

●「夢見る人形エリザベス」フレーバーテキストより
「この子は寝室に飾ってくださいね。夢を見ている人をザックリいくのが得意だから。」

人形遣いコルヴィッツ


イラスト/西野 幸治

黒の大陸の侵攻は、奇襲によって始められた。名高い吸血鬼コルヴィッツの人形部隊が暗殺者として送られ、緑の大陸の有力種族エルフたちの長老を皆殺しにしたのである。その混乱に乗じて、シャドー部隊が上陸。緑の大陸は死と恐怖に包まれた。

 

●「狼王ロボ」フレーバーテキストより
「お前からは死の匂いがする。これは良くない匂いだ。」 

狼王ロボ


イラスト/青井 岳人

だが、緑の大陸の住人は誇り高く戦った。生体兵器の末裔、巨人族が覚醒するに至って、戦況は完全に互角となる。時は経ち、戦争は激しさを増して行く。赤と黒の大陸が軍事同盟を結び、それに対抗するために、白と緑の大陸も条約を結んだのである。

 

●「メルトダウン」フレーバーテキストより
「どうやら、別の大陸に黒幕がいるようだ。大地を傷つけた報いは大地から受け取ってもらうとしよう。」 

妖魔の王子


イラスト/サノマリ

誰かが緑の大陸の情報を漏らしている……妖魔の王子は、敵の動きから、この戦争を引き起こした何者かの気配を察知した。彼は、謎の黒幕を見つけ出すことを心に誓う。

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ディメンション・ゼロストーリー ファースト・センチュリー エキスパンション1 勝利への計略

●「秋の風スムレラ」フレーバーテキストより
「あの友情バカたちがいなくなるまで、僕と遊んでいってもらうよ。」 

秋の風スムレラ


イラスト/山本 ヤマト

戦争の長期化をもくろむカーンはピースキーパー達に賞金を懸ける。ドラゴンは彼らを見逃してくれたが、ハーピーの賞金稼ぎが次々と襲ってくる。マキリ達は彼女を守りながら逃げ回り、兵器商人ヴァルチャー・ダヴの裏ルートを使って、青の大陸へと転移した。

 

●「アポカリプス・エンジェル」フレーバーテキストより
「さあ、行ってあなたの親友の仇を討ってきなさい。」

ジャッジメント・エンジェル


イラスト/凪良

ピースキーパーが捕えられたという情報を受け、マザーは愛娘の救出を命じた。その情報を秘匿された天使達は、仲間の復讐を誓っていた。また、赤の大陸の「遺跡」がブレードマスターを、マザーはフロッグナイトを戦線に投入。戦況はさらに長期化していった。

 

●「妖魔の予言者」フレーバーテキストより
「天空の市場に向かいなさい。そこで、歴史を変える姫と小さな騎士たちと出会うでしょう。」

妖魔の予言者


イラスト/仙田 聡

妖魔の王子は、謎の黒幕が青の大陸にいることを突き止めた。さらに彼は、そこで歴史を変える出会いをするだろうと予言される。彼は女王の許しを得て、妖魔の美女とともに、月光の魔法陣を通じ、青の大陸へと転移する。

 

●「幽鬼の谷」フレーバーテキストより
「生死を越え、時間を越え、因果を歪めてなお呼びかけてくるなんて、よほど困っているのかい? わが友ラインハルト。」

 時空を歪める者シュレーゲル


イラスト/前河 悠一

長期戦を覚悟したラインハルトは、時空の狭間に隠遁する友人、シュレーゲルを呼び寄せる。「歴史をやり直す」ために。シュレーゲルはデビルクロックを創造し、緑の大陸は対抗するようにアメーバを生み出した。かくして、戦争は泥沼の様相を呈していく。

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ディメンション・ゼロストーリー ファースト・センチュリー エキスパンション2 仲間たちの絆

●「聖母宮の魔女」フレーバーテキストより
「嘘! お母様が私をデリートしようとするなんて…」 ホリプパとタンネピコロは、呆然と立ち尽くすピースキーパーを同時に射線から突き飛ばした。


イラスト/秋保 ミイナ

青の大陸も安寧の地ではなかった。外交の切り札として、ロストテクノロジーの調査素体として、カーンを始め様々な勢力がピースキーパーを捕獲しようとする。それどころか、彼女の母マザーすら、救出できない場合、彼女をデリートする許可を配下に与えていた。

 

●「エビヒーロー」フレーバーテキストより
「恩人に対してすっごい失礼なんだけど…。これって何かの冗談じゃないわよね?」 

魔を払う者ホリプパ


イラスト/山崎 太郎

マキリ達は謎のヒーロー、メタルロブスター達に救出された。玩具商人ポー達の助力により、彼ら(とヒーロー達)は妖魔の王子達と出会う。マキリの瞳を信じた王子は、彼らを緑の大陸で匿うことにした。緑の大陸に渡ったマキリ達は、予言に導かれるように、戦争を終わらせるという「5人の王」を探し始めることになる。

 

●「歴史は夜作られる」フレーバーテキストより
「あまりつけあがらない方が良いぞ。大陸ごと滅ぼされたくなければ、少しは汗をかくことも覚えよ。」 

大公爵ラインハルト


イラスト/SHERLOCK

大陸間同盟による援軍が各地に派遣され、戦争はさらに激化していた。そんな中、カーンの暗躍の情報を得たラインハルトは、彼を直々に締め上げた。カーンは高価な生体兵器クラーケンを戦線に大量投入せざるを得ず、緑の大陸の海岸線は最大の激戦地となった。

 

●「永遠の少年メビウス」フレーバーテキストより
「戦争の帰結なんてどうでもいい。重要なのは予言された舞台に参加することだ。」 

永遠の少年メビウス


イラスト/添田 一平

同じ頃、黒の大陸では国内の権力闘争が表面化しようとしていた。大公爵ラインハルトは幻影王ルドルフを霊安室に送ろうとしており、若き吸血鬼メビウスが、奴隷として虐げられてきたゴルゴンの支持を背景にラインハルト達を打倒しようとしていたのである。

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ディメンション・ゼロストーリー ファースト・センチュリー エキスパンション3 激戦をもたらす者

●妖魔の女王
「時代は変わろうとしている。」 

妖魔の女王


イラスト/末弥 純

ラインハルトのクーデターは成功し、彼は黒の大陸の支配者となった。同じ頃、メビウスは緑の大陸で妖魔の女王と謁見し、協力の約束を取り付けていた。緑の大陸の支配者達は彼とマキリを引き合わせた。まるで彼らが「予言」を担う存在であるかのように。

 

●「復讐の連鎖」フレーバーテキストより
復讐は連鎖する。黙示録の天使の怒りが、少年の慟哭を生み出したように。


イラスト/西野 幸治

赤白両大陸が互いに派遣していた侵攻軍は、いずれも壊滅。戦争は小康状態に移った。だが、憎悪は憎悪を生む。ピースキーパーの復讐のために赤の大陸を荒れ狂ったアポカリプス・エンジェルは、ある少女の命を奪った。恋人を失ったイメラッは、彼女の復讐を誓う。

 

●「ロボットの3原則」フレーバーテキストより
プロトタイプたちは、古くからの友を失った。


イラスト/百瀬 寿

マザーは「5人の王が世界を滅ぼす」というシミュレーション結果を確信していた。彼女は王となる可能性のある種族として、プロトタイプを弾圧し始めた。彼らを守ろうとしたジェネシス・エンジェルは洗脳プログラムにかけられ、自ら弾圧する側になってしまった。

 

●「経済戦争」フレーバーテキストより
「待て待て待て、お前ら経済戦争の意味わかってねーだろー!」 

情報商人オウル・カーン


イラスト/山崎 太郎

カーンは自らの陰謀のつけを払うことになった。ラインハルトにスキャンダルを流され、妖魔の王子が暗躍して引き起こした経済戦争に敗れ、破産の憂き目にあったのだ。商人ギルドは外交と面子を天秤にかけ、カーンは見捨てたものの、王子への制裁を決議する。

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