第四回となる今回は中部大会において見事優勝した榊原さんのデッキを紹介します。榊原さんは9勝1敗という成績で、公式大会ではオープングランプリ仙台で下山プロが優勝して以来となるアマでの優勝となりました。D-0を始めたのは今年の2月からということで、その手腕には目を見張るものがあります。下山プロのようにこの優勝を機に一気に有名プレイヤーの仲間入りを果たし、今後も活躍されるのではないでしょうか。少なくとも、今もっとも注目されているプレイヤーであることは間違いありません。今回は、そんな榊原さんのデッキと、大会前日に開催された前夜祭のレポートになります。
なお、前回同様、デッキ使用者の方にインタビューしたわけではなく、中の人の独断と偏見に基づいたデッキ紹介となりますので、ご注意ください。
<ツアートライアル中部前夜祭レポート>
ツアートライアル中部前日となる9月13日(土)、アニブロゲーマーズ名古屋店様のデュエルスペースにて、ツアートライアル中部前夜祭を開催しました。当日は名古屋の有志の方々主催のユーザー主催イベント「詰めD-0」が開催されたこともあり、関東や関西からも多くのプレイヤーが参加され、ツアートライアル関東前夜祭を超える40名(中の人除く)もの人が参加して、大盛況のイベントとなりました。
そして、D-0中の人村瀬によるスタッフガンスリンガー大会ですが、詰めD-0に挑戦したり運営したりとドタバタしてあまり対戦できなかったのですが、結果は3勝2敗となんとか勝ち越せました。
次のツアートライアル前夜祭は、9月27日(土)にCards of Paradise桜木店様にて開催されます。「創造神」中村聡様もいらっしゃいますので、普段は聞けない話を聞きに来るのもよし、他のディメンション・ゼロプレイヤーとの交流を深めるもよし。もちろんカードゲームのイベントが初めての人も大歓迎です。ディメンション・ゼロが好きな人の集まる非常にフランクなイベントですので、皆で翌日の大会に向けておおいに盛り上がりましょう。
<注目デッキ紹介>
まずはデッキレシピですが、以下のようになります。
| 弾数 |
カードNo |
カード名称 |
枚数 |
| メインデッキ |
| ■赤 ユニット |
| III-3 |
001 |
フレイム・フライ |
3 |
| III-4 |
006 |
制圧戦鬼煉獄丸 |
2 |
| ■赤 ストラテジー |
| II-2 |
019 |
ニトロ・カタパルト |
2 |
| III-4 |
012 |
スカーレット・シャワー |
2 |
| ■青 ストラテジー |
| I-2 |
056 |
バードマン・ソウル |
3 |
| ■緑 ユニット |
| II-1 |
162 |
兎娘キューティ・バニー |
3 |
| II-4 |
092 |
ガン・ドリアード |
3 |
| III-1 |
124 |
スカラベマスター |
3 |
| III-3 |
058 |
スカルライカン |
2 |
| III-3 |
067 |
スカルジャイアント |
2 |
| III-4 |
061 |
ラッパ・ドリアード |
3 |
| ■緑 ベース |
| III-1 |
140 |
精霊の迷い家 |
1 |
| III-3 |
068 |
花咲く結界 |
2 |
| ■緑 ストラテジー |
| I-3 |
096 |
小さくて大きな力 |
3 |
| ■緑赤 ユニット |
| III-2 |
097 |
変炎獣ゲルハーピー |
3 |
| III-3 |
096 |
変炎獣ゲルトロール |
3 |
| 合計枚数 |
40 |
|
| サイドデッキ |
| ■赤 ユニット |
| I-4 |
007 |
ステルス・スナイパー |
3 |
| III-3 |
002 |
クラッシング・パペット |
2 |
| III-4 |
006 |
制圧戦鬼煉獄丸 |
1 |
| ■赤 ストラテジー |
| I-2 |
019 |
ノヴァ・コマンド |
3 |
| II-2 |
019 |
ニトロ・カタパルト |
1 |
| 合計枚数 |
10 |
先にも紹介しましたとおり、ツアートライアル中部大会にて見事優勝を飾った榊原さんのデッキになります。赤緑のラッパビートデッキになりますが、「ラッパ・ドリアード」を中心としたこのデッキタイプは、ツアートライアル関東で存在感を示し、ツアートライアル関西大会では上位を席巻したデッキタイプです。中部でもその強さは健在、と言いたいところですが、関西大会で上位を一色に染めた際の勢いはなく、ラルフデッキやゲルボックルデッキに大きくシェアを奪われる結果となりました。これは、関西大会の結果を受けて多くの人が現環境の中心にいるのはラッパビートであると認識して、そのうえで大会に参加したことが理由でしょう。
メタの中心にあるデッキというのはメタの中心になるだけのポテンシャルを秘めたデッキということになりますが、そのデッキを使うということは大きなリスクもいくつか存在します。ひとつは、相手は自分の使っているデッキを想定して練習を積んできており、相手のデッキには自分のデッキに絶大な効果を発揮するカードが多数積まれている可能性があるということです。もうひとつは、同系対決を制しなくてはならないということです。メタの中心のデッキということはそれだけ同系のデッキとあたりやすくなります。それを制することが出来なければ、上位に行くことは非常に難しいでしょう。同系ということは、腕の差がそのまま勝敗に直結しやすいということでもあります。
そんな中で見事優勝を果たした榊原さんの腕はもちろんのこと、デッキも注目です。関西大会を制した生田プロのデッキ同様に「フレイム・フライ」、「変幻獣ゲルハーピー」、「変幻獣ゲルトロール」から「ラッパ・ドリアード」や「制圧戦鬼煉獄丸」に繋げて敵軍エリアを制圧し、一気に攻め切るという基本スタンスは同じながらも、より攻めに重点を置いた「ガン・ドリアード」や敵軍エリアにいる相手の「ラッパ・ドリアード」などを倒すのに最適な「スカーレット・シャワー」を採用するなど、生田プロのデッキよりも同系を意識した構成となっています。
文責:D-0中の人 村瀬